海外でも国内でも

修学旅行や研修旅行も近年では海外旅行に行くケースも増えてきました。
わたしの時代は、長崎平和公園・島原温泉の旅でした。
こどもだから、温泉を愉しむという感覚はないけれど、雲仙の地獄めぐりは最高でした。
あんな目の前で、ふつふつと湧き出る高温の温泉を見られるところは無いですよ。
江戸時代の隠れキリシタンがその地獄で拷問をうけていたという歴史を勉強し、
はしゃいでふざけていたガキ大将もしゅんとしていました。

昔は修学旅行に校医や医務室従事者が同行していましたが、今では看護師が数名参加するといったことも珍しくありません。
旅行に付き添いをする看護師は、病院勤務の看護師ではなく、派遣型の看護師が多いようです。
派遣型の看護師は昔からありましたが、近年では研修や講座を受けてから実務に就くといった配慮がされています。
かなり昔は看護師資格があれば、誰でもが従事できる仕事でした。

看護師資格は持っているが、病院や医院でフルで働くことが出来ない。
夜勤ばかりのアルバイトも難しく、短期間や単発での看護師の仕事を探している人には向いている仕事ではないかと思います。
単発ですが、収入としては高額なのでちょっとしたアルバイトをたくさんするよりも効率は良いのではないかと思います。
派遣型ですから、派遣会社に登録が必要になってきます。
そして同じような派遣会社はいくつもありますので、複数登録しておおくと仕事の情報もその分増えてきます。
登録をする時には自分の情報を派遣会社に報告する必要があります。
その際にはスキルやキャリアといったところもチェックされますので、少なくとも実務経験がなくては良い仕事に就くことは出来ません。

付き添いの看護師に求められるものは、判断力と応用力、またすぐに対応できる俊敏さも必要になってきます。
特に近年では食物アレルギーによる事故が多発しています。
旅行参加者の情報をしっかりと把握した上で、注意が必要になります。
海外では国内旅行とは違ったトラブルが考えられますので、事前に行き先の国についての知識も持っておくと良いでしょう。

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